8月21日 – バース2日目は朝一からテルマエ（スパ）に行った。日本のスーパー銭湯と比べるとかなり味気ない感じで、脱衣所は男女兼用だし、個別のシャワールームも無ければ、気の利いたドレッサーやヘアドライヤーなどもない。でもお湯は2000年前のローマの公衆浴場と変わらずミネラルも豊富で、温度も当時のものと同じくらいでかなりぬるいが、長くゆっくり浸かるには丁度良い。水着は着用で、入り口でバスローブとビーチサンダルとタオルをくれる。
まずは屋上にあるの屋外のプールで景色を楽しみながらプカプカ水に浮かんでリラックス。でも日が高くなるに連れて暑くなってきたので、屋内のミネルババスへ移動。時々打たせ湯のように勢い良く湯が流れてきたり、下からジャクジーのごとくバブルが出たりと、結構楽しい。
施設内は撮影禁止でスマホの持ち込みも禁止だったので、写真が全くないのが残念だが、2時間たっぷり入っていて指先がふやけてしまったが、旅の疲れも少しは癒えたような気がする。
一旦宿に帰ってシャワーを浴び、着替えて街にくり出す。まずは腹ごしらえ、ということで、ローマ風呂遺跡の正面入り口の向かいにある「The Roman Baths Kitchen」という店に入った。ここはいつでも朝食が食べれるとの事で、昼過ぎだが、かなり遅めの朝食を取ることに。
ローマ風呂の前は昨夜とは打って変わって大勢の人々が行き来し、また中に入るために並ぶ観光客の団体や、広場で音楽を奏でる人、それを眺める観客などなど、とにかくすごい人混みだ。我々はラッキーなことに眺めの良いテーブルに座れたので、早速ビール。ここバースで作られている、Bath Ales の Sulis というラガーを注文。素敵なグラスに細かい泡が絶え間なく登っていく姿がとっても美味しそう！笑
味もスッキリ爽やかなラガーで飲みやすく、昼間から飲むのにピッタリだ。
ブライアンは念願のイングリッシュ・ブレックファーストを食べることができて大満足。普段はあまり得意でないキノコが真っ黒にソテーされたのが乗っていたが、意外と美味しいとペロリと平らげた。
私はプラウン（大きめの海老）とアボカドのラップトマトソース添えを頼んだはずなのに、出てきたのは小エビのオープンサンド？？？
えー、これ間違いじゃない？と思ったが、まあ美味しかったので許そう。付け合わせのムラサキキャベツのコールスローもとても美味しかった。
ローマ風呂の前の広場は相変わらずの人だかり。食後に見学に行こうかと思ったが、やっぱり夕方に入って、日暮れの後も楽しもうということに決定。そして腹ごなしも兼ねて、バースの街中をブラブラと散歩した。
先ずはエイボン川沿いを歩き、橋を渡って小さな店がたくさん立ち並ぶ賑やかな通りを歩く。古い地図やコインを売っているアンティークショップなどを眺めながらの散策は楽しい。
一度予約を取ったが、ちょっと食べられそうにないのでキャンセルしたステーキ専門のレストランの前に差し掛かると、きっと川を見下ろす眺めが良いだろうな〜などと話しながら通り過ぎた。次回の楽しみに取っておこう。
来た道を戻り、今度は川沿いではなくそのまままっすぐ進むと、ローマ風呂の隣にあるアビー（バース寺院）から繋がる道に出る。今度はアビーとは逆側に右折。古そうな教会や、そのほかのジョージアン調の建物を見ながら坂道を登って行く。少し離れた坂の上から見下ろすアビーは修復中とは言え、とても荘厳な感じがする。
さらに道を進み、ザ・サーカスという三叉路がロータリーになってその周りを円形に建物が囲っている場所に出た。なかなか面白い。家の中も扇型になっているのだろうか？
そしてさらに進むと、ザ・ロイヤル・クレセントと呼ばれるさらに大きな半円の建物が聳える広場に出た。
パノラマで撮影してみても全然収まりきれないほどの長い長〜い扇型の建物！かなりの圧巻！中には高級そうなスパがあるようだ。
広場前の公園にはピクニックをする家族や芝生に寝転ぶカップルなど、様々な人達がくつろいでした。
公園を抜け、綺麗な花の植えられたガーデンなどを通り、そろそろ喉も乾いてきたのでブルワリーを目指して歩き続ける。。。
飲んだビール：
Bath Ales の Sulis The Ultimate English Lagerお店の情報：
The Roman Baths Kitchenテルマエのウェブサイト：
Thermae Bath Spa